斜面の違い・動きによる高径の差

一般的に歯科臨床では、歯の形態の「傾斜角」を使う際は「顆路の傾斜」を計測することを前提に、「前歯・犬歯ガイドの傾斜角」「臼歯咬頭の傾斜角」「ディスクルージョン作用」など、補綴物物制作に活用しますが、私の理論では「各歯牙形態の各種傾斜面」「歯列彎曲形態の各種傾斜面」「移動量」「咬合高径を多様に変化」させ「接触・空隙・咬み合う安定に相関する」と重視し、解析必須の項目です

お口の中で「形態転換」する様々な「傾斜面」を解読し、「傾斜角」をシンプルにモデリング(抽象化) 変換して「咬合高径の差」がどれほど違いがでるのか ?  計算したものが左に掲載したものです。

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実際の口腔内では、左右で2mm~4mm 「形態」が異なる「左右非対称歯列」はよく診られることです。このグラフでは2mm「左右非対称歯列」の場合、もし5mm「移動した場合」に0.2mm「咬合高径」が変わったしまうことを現わしています。

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