傾斜角の異なるモデル (高さ4mm 6mm 8mm) を、前・後 にスライドさせたときの高径の違いのグラフです。 4mm と8mm のモデルをそれぞれ 5mm 移動させたときの違いは 0.39mm となり、6mmと8mmのモデルで5mm移動させたときの違いは0.20mmとなります。
通常臨床では、前・後での「歯列彎曲」「歯牙内斜面」の差(仰角 俯角の角度の差) が2mm以上あるのは普通のことですし、左・右にある「歯列彎曲」「歯牙の内斜面形態」の差(アシンメトリー asymmetry) が2mm以上ある事は、よく観られる状態です。口腔内において0.20mmの高径差はいかに大きいか ?
2019 8月 数値の記入ミスがありましたので修正いたしました